2021年9月14日火曜日

ギニア:クーデター・ドミノ

https://www.afpbb.com/articles/-/2552400
ギニアで、クーデターが発生した。このクーデター、高齢のデモクレイジーで3選した大統領への嫌悪から意外に国民には好感をもって受けいられているようだ。西アフリカでは、マリで昨年8月クーデターが起こった。さらにニジェールでも今年3月末にクーデター未遂事件が起こり、4月にはチャドで独裁者の息子が議会の承認を得ずに大統領に就任、野党は憲法を無視した事実上のクーデターだと批判している。ギニアのクーデターは、クーデター・ドミノの4番目であるわけだ。

ギニアと言えばボーキサイトだが、最大の輸入国中国はこのクーデターを批判している。ミャンマーの時とはえらい違いで、旧政権との癒着で儲けていたことがよくわかる。

https://news.yahoo.co.jp/byline/mutsujishoji/20210914-00258154

コロナ禍による世界的な経済停滞が、アフリカの人々を苦しめている。すでに大陸全体で700万人の感染が確認されているが、アフリカの統計は絶対的な数字だとは思えない。おそらくこれ以上だろう。まして、ワクチンはメイドインチャイナだ。

https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/08/a190dded8e8f3e08.html

私は、今回のクーデターを賛美するつもりはないが、アフリカのデモクレイジーを批判したポール=コリアは、クーデターに関して容赦するべきだと述べている。ただ、これからが問題で独裁者を倒した本人が独裁者となる三イラ取りになる場合も多いのも事実だ。ポール=コリア―は、意識の高い先進国が新政権を支える必要性を同時に訴えているのだが…。

0 件のコメント:

コメントを投稿