2020年6月19日金曜日

易姓革命?

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北京でコロナ禍が発生し、中南海(中国共産党のノーメンクラツーラが居住する地域)は空っぽになったらしいという報道が流れている。北京からの指示が止まり、各地方政府が困っているらしい。東北部の黒竜江省などでは、ついに砂漠トビバッタが飛来・大発生しており、インド国境では、両軍に死者が出てかなりヤバくなっている。南部の桂林では大水害に見舞われており、ヒョウなどの異常気象も報道されている。

中国人のDNAには、こういう連続的な災いは易姓革命の証という意識が刷り込まれている。王朝の転換の時である。

これまでの中国史を顧みると、そもそも中国を国と見るより、中国世界と見たほうがわかりやすいと私は思っている。統一王朝は幾度も存在したが、内乱期というか群雄割拠というか、分裂している時期が通常であると。中国共産党は、1949年以来政権の座にあるが、この政権が、労働者階級の幸福を実現しようとするマルキシズムの政党であるというのは、現在では信じがたいし、ついに天が見放したような…。

昨日、SDGsを講じている時、「だれひとり取り残さない」という崇高な理念を生徒諸君に伝えたが、今の中国では「自分だけ取り残されない」というような低俗な理念がはびこっているといえまいか。日本で、内閣が東京から逃げ出したら、義の国・日本では、二度と政権に戻れないだろう。

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