2017年8月26日土曜日

TICAD閣僚会合’2017考

モザンビークのマプトで、TICADの閣僚会合が開催された。再来年の日本開催の中間的な様相である。外務省のプレスリリースなどを見ると、ジブチに中国の海軍基地が建設され、中国による港湾インフラの建設が進んでいるようで、日本としては国際的スタンダードな自由貿易と、強靱な(中国との技術力の差を意味しているのだろう)インフラ建設を強調し、中国との差異を、ことさらに強調しているように見える。

日本の国際協力が、国益を重視するという方向転換をしてから、アフリカへの国際協力が妙に政治的になっているように感じる。もちろん、ODAは日本国民の血税であるから、国益を無視することは出来ないのは当然だが、私はなんとなくしっくりこない。

あらためて、国際協力は地球市民の視点が重要であると思うのだ。

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