2017年8月28日月曜日

IBTの話(121) 6時間補習の日

先日の弁論大会にて
スクールホリデー初日である。しかし今日はリーダー塾で日本に2週間行っていたI君とG君に対して、計8コマ分の補習を一気にやってしまおうという補習の日だった。もちろん優秀な学生相手であるから、実際には4コマ分、6時間で終わった。その合間に、W大を受験するF君、K外大にエントリーするK君、さらにI君の進路指導も挟まっていて、大車輪の一日だった。いやあ、なかなか疲れたのだった。もちろん、補習を受けた彼女たちはかなり私の疲れに気を遣ってくれたので嬉しかったが…。

ちょっとリーダー塾のハナシも聞いた。中国の成都や韓国の釜山、それにモンゴル、タイからも学生が参加していたらしい。もちろん日本人が多かったらしいが…。

今回の補習は、国際関係の国際連盟・国際連合、国連軍やPKO、さらに軍縮の流れと、南北問題といったラインナップである。補習が終わって、クラスの中で日本語を最も愛するI君が、面白いことを言ってくれた。南北問題時に、マレーの歴史を引きながら説明したのだが、偶然、インド系を表す「イ」、中華系を表す「中」、マレー系を表す「マ」と横並びに黒板に書いたのだが、彼女はその「イ中マ」に感動したのだという。「?」「仲マと読めたんです。三民族は仲間です。」「おお。偶然とはいえ、そうだよなあ。」彼女の日本語の感性は大したものだと思ったのだった。

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