2011年11月14日月曜日

ガーナを蝕むデジタル機器の墓場

土曜日の体験入学の代休日である。と、いうわけで、朝早くのブログ更新をさせていただくのである。
ガーナに理数科教育のシニア・ボランティアとして派遣されている”教授”からメールが先日届いた。ピーター会の金沢のT先生や静岡のM先生が、ニューズウィーク(日本版)に載っていたガーナの記事について、質問したことに回答したものだ。その内容は、日本のテレビでも放映されたらしい。
『ガーナをむしばむデジタル機器の墓場』と題されたこの記事。首都アクラの郊外のスラムに、先進諸国からの援助で送られたパソコンなどのデジタル機器が廃棄され、住民が有害物質にさらされながらもこれを燃やして「宝探し」している、という内容だ。

”教授”の返信には、次のようにある。「ガーナの日本人の間でも、このテレビについては話題になっています。現地で暮らしている者にとって、これは信じられない内容です。ガーナの多くの人が貧しい生活をしているのは事実です。しかし物がないための貧しさであり、生活が苦しいので子どもを働かせることはありません。ガーナ人の働き方はのんびりしており、過酷な労働を強いる習慣はありません。食べ物に困ることもほとんどありません。バナナ、オレンジ、パパイア、アボガドなどがいたるところに植えられ、一年中収穫ができます。タンパク質が不足しがちですが、デンプン質はふんだんに摂ることができます。普通のガーナ人はかなり太っています。これはデンプン質とパーム油の摂りすぎだと思います。ガーナは平和な時期が長く続いているので、人々は明日のことを信じ、今日を楽しく過ごしています。」

と、いうわけで、ガーナ在住日本人を代表しての全面否定である。うーん。ではこのニューズウィークの記事はなんなんだ?ということになる。小さな話を大きく誇張したのだろうか?

TPP報道では、農林省の自給率の大ウソや膨大な税金の無駄使いに全くふれず、マスコミが騒いでいる。全くアホかと私は思う。最近マスコミ不信になってきた。
<ニューズウィークの記事は、拡大できます。是非読んでみてください。>

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