2011年11月8日火曜日

「翔べ海上自衛隊航空学生」

先日J堂書店に妻と行った時、「世界最悪の鉄道旅行」(11月2日付ブログ参照)と「世界名列車の旅」(11月3日付ブログ参照)と共に、『翔べ海上自衛隊航空学生』(光人社NF文庫2011年11月21日発行)という文庫本も購入した。岡崎拓生という元パイロットの自衛官(退官時は第201教育航空隊司令)が書いた本である。ふと、目にとまり、一緒に購入したのだ。岡崎氏は、航空学生出身である。つまり、高校卒業後、海上自衛隊に航空学生として入隊した”叩き上げ”なワケだ。

ヒコーキ大好き人間としては、海上自衛隊の固定翼機といえば、対潜哨戒機のP3C、その前のP2VやP2Jのネプチューンが連想される。目次にそんな名前が載っていたので、おおっと買ってしまったのだった。かなり詳細にヒコーキの操縦の難しさや機体のクセのことなどが載っていて面白かった。

P2V ネプチューン
基本操縦課程後期で岡崎氏が乗ったSNJという練習機(空軍名はT-6で、こっちの名前の方が有名である。)のところ、かなり面白い。ちょっと引用してみる。『シートに座ると首から上だけが外にのぞく程度で、メンター(前期基本操縦課程で使った練習機)が「たらい」なら、こちらは「五右衛門風呂」である。おまけにこのSNJは、プロペラ軸を中心にシリンダーをぐるりと円形に配置した星型エンジンなので、頭でっかちである。尾輪式のため、地上では仰向いていることもあって、ちょうど小山に眼前をふさがれてな具合である。(中略)飛行機が並んでいる列線を出るまでは、前が見えないので左右同時に横目を使うという離れ業が必要である。エプロンを出て誘導路に入ると、前方を確認するため浅いジグザグを描きながら進む。(中略)この飛行機の場合は、方向舵とブレーキだけで方向管制をしなければならない。』と、こういった感じで、P2Vや、P3Cの特徴も描かれているわけだ。かなりマニア向けだが、ワクワクしてくる。どんくさい私などには到底およびもつかない世界だ。パイロットは大変だなあと思いつつ、憧れだけがつのるのであった。
SNJ(Tー6)練習機

ところで、今月末に妻と、久しぶりに遠出することになっている。航空自衛隊岐阜基地の航空ショーのツアーチケットが取れて、初めて参加するのだ。思わず笑みがこぼれてしまう。ブルーインパルスのアクロバットや、C-1輸送機から陸上自衛隊の空てい団が降下したり、F-15やF-4、Tー2などが異種機編隊飛行もするらしい。思わず、うひゃひゃひゃと笑って喜ぶ変な夫婦だったりするのだ。うん、実に楽しみである。

2 件のコメント:

  1. 中村です。2011年11月8日 23:12

    今の仕事に就くために、一般教養試験の対策をするために通っていた、公務員試験対策の予備校で、自衛官志望の方々がたくさんいらしていました。勉強への気持ちの入れ方は、他の受講生と違っていて「根性」が伝わる方ばかりだったので、一緒に頑張れて、本当に良かったと思っています。
    そういえば、高校時代の授業も、軍事系の話になると、テンションが上がっていましたね!!

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  2. 工業高校で男子ばっかりだったしね。ヒコーキの話はテンションあがるね。

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