2010年10月30日土曜日

ジンバブエ外伝・ムビラを語る

 今日は、「ジンバブエについて熱く語る」の外伝という形で、ムビラについて語りたい。ムビラとは、アフリカの伝統楽器、親指ピアノのジンバブエ版である。私が、苦労してジンバブエ行きのバスの切符を入手、ついに入国した2日間は、悲しいかな休日でこれといった土産店は開店していなかった。公園の露店といった店で、私はムビラを見つけた。まさに土産用といったチャチなものである。店のオヤジが本物のムビラを演奏していた。私には土産用のものを勧めたのだが、結局私はオヤジのムビラを買うといってきかない。おそらく愛着もあったのだろう。そのぶんの価格も含めて日本円で1500円くらいで買った記憶がある。日本で手に入れるとなると、軽くその5倍以上する。ムビラは変な楽器だ。ビールのふた(金属)がついていて、ガシャガシャといった雑音も混じる。そこがいいのだ。ムビラは、親指ピアノだし、音が小さい。ひょうたんを使って、拡声することもある。しかも単調で、誰にでも弾けそうな気がする。そこもいい。私はムビラのCDを2枚持っているが、授業で聞かせたことはない。絶対生徒は寝ると思う。(笑)でも、「ものランゲージ」として、生徒に触れさせるアフリカ教材としては、かなりいい。

 今日こんなことを書いたのは、明日、西宮の美術館にアフリカの仮面展を見に行く予定だからである。何故明日かと言うと、そこにサカキ・マンゴーが来るからである。サカキ・マンゴーは、旧大阪外大のスワヒリ語科の卒業生で、親指ピアノにハマったヒトだ。前から注目していた。なかなか縁がなくてコンサートに行けなかったのだが、ついに明日会える。ちょっとワクワクしているのである。

2 件のコメント:

  1. ムビラという楽器の音色が気になって、YOUTUBEで探してみたらたくさん出てきました。
    なんだか不思議な音色ですね。
    指で弾くだけで音がでるので、簡単に演奏出来そうに見えますが、
    きっと綺麗なメロディーを奏でるのは難しいのでしょう。
    私も本場の音楽を聞いてみたくなりました。
    コンサート楽しんできてくださいね。

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  2.  yukimi君へ。ムビラはええでぇ。暇つぶしに弾いていると癒される。CDで聞くと単調で癒されすぎて寝てしまう。あれは、弾くもんやな。

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