2010年9月22日水曜日

MW校との日本文化交流

文化祭後の日・月を、ホストファミリーとすごしたMW校生は、代休の昨日、ホストやその友人とUSJへ。ずいぶん楽しい3連休だったようだ。今日は、1時間目各ホストの授業に参加し、その後、豪州組だけで海遊館へ行ってきた。そして放課後は、筝曲部と茶道部で日本文化体験である。
 私も国際交流のはしくれとして、このクラブ体験に付き合った。左の画像は、人数が多いので社会科教室で行われた筝曲部での交流風景である。筝曲部も慣れたもので、”さくらさくら”を演奏した後で、MW校生にも主旋律を教え込む。英語と日本語と身振り手振りである。最後はMW校生の合奏。これがうまくいくのが凄い。若さだなあと思う。英語の専門家が誰もいなかったので、私のサバイバルイングリッシュが炸裂したのであった。茶道部でも、全員に茶がふるまわれた後、茶器や床の間などの日本文化について説明し、さらに、いろいろと対話した。なかなか濃密な時間であった。

 さて、国際交流部で私は中国修学旅行の担当である。ご存じの通り、尖閣諸島をめぐって日中間が急に険悪になってきた。生徒の不安もこの三連休で増幅されているようで、国語科長のK老師も非常に心配されている。当然ながら、この三連休明けの今日、様々な対策を考えて出勤した。H旅行社に連絡をとったら、さっそく現地のレポートをFAXしてくれた。実際修学旅行中の学校もあり、何の問題もないようである。6限目のLHRで、諸注意を兼ねて生徒の不安を取り除いておいた。
 私曰く…「TVで出てきた上半身裸の五星紅旗の刺青をしたおっさんが、北京中にいるわけではない。あんなんが1万人も出てきたら…こわいやんけ!1人しかおらん。」2年生の国語科は大爆笑した。「現地の報告もちゃんと入っている。安心しいやあ。」ちゃんと「ハイ!」という返事が返ってきた。

 明後日は、第二回修学旅行説明会である。保護者を迎え、毅然とした姿勢で臨むことが何より肝心である。<今日の画像で、背面に日章旗が描かれているのは、MW校生のツアー用ポロシャツである。旗の周りに参加者の名前が書かれている。>

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