2010年9月16日木曜日

オーストラリア姉妹校来たる

今日から文化祭準備である。午前中授業のあと大掃除、体育館(講堂)の設営などなど。私はだいたいが講堂演技の専門なので、くそ暑い体育館で、舞台周りの世話をやくのが仕事である。今年転勤してこられたK先生は、前任校でもイベント経験が豊富らしく、実行委員を見事に率いていただいている。見ていてなかなか小気味いい。今年の文化祭は、K先生が主坦なので、好々爺に徹する予定だ。なにより、今日から、オーストラリアのMW校がやってくるのである。夕方5時過ぎ、彼らはついにやってきた。<画像参照>

 こちらの方も、主坦ではないが、保管していたスーツケースを出したり、明日の歓迎式典の万全な準備をしたりと、陰に徹していこうと思っている。実は、陰に徹する仕事との方が難しいと常々私は考えている。「俺が、俺が」と前に出る方が目立つかもしれないが、それは美しくない。(特に自分の為というのが見え見えの輩もいる。これは醜い。)見えないところで努力し、配慮し、成果は主坦に引き受けてもらう。こういう仕事が私は好きである。もちろん、前面に立って仕切ることもあるが、私は実は陰で仕事する方が好きでなのである。

 さて、さっそくサバイバル・イングリッシュ炸裂である。英語の先生の前だろうと何だろうと、団長のM先生やR・M先生に、「校長室で打ち合わせをしまっせ。」などと、言って彼らのスーツケースを運んでいる私がいる。明日の歓迎式典の打ち合わせでも、ついルール(文法)無用の英語を使う。自分でもおかしい。(笑)あまり美しいとは思えないが、まあ、これはこれでいいのかもしれない。

3 件のコメント:

  1. お久しぶりです。
    昨日、中国から帰国して溜った記事を斜め読みさせて頂きました。自分もお土産探しは苦労したので、「中国修学旅行の打ち合わせ」が笑えました。

    中国旅行は二度目ですがその発展の早さに驚きました。福建省ですから発展の周辺ではありますが、とにかくどこもかしこも工事中ですし、お金の使い方も日本人よりはるかに派手です。私はバブル終わりに生まれているので高度経済成長、あるいはバブルというものを初めて実感できました。彼女の実家にもいつのまにか洗濯機、電子レンジが導入されていました。

    今回の旅行での最大の気づきは、綺麗な街は発展するというものです。福建省の省都である福州市は昨年行った時には汚らしい街だったのですが、今年は清潔になっており、おそらくそのために投資を集め、高層建造物の工事ラッシュが起こっていました。一方、彼女の実家がある福清市は相も変わらず不潔であるため投資家から注目を集めていない印象を受けました。日本が発展できたのもそういうところに由来するのかと勝手な想像をしています。

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  2. 僕も影で仕事をするのが好きです。「配慮」という言葉がそういう時のキーワードだと思っています。前に出て仕切りたがる人は勝手に現れますしね。(現れなかったら自分がやる、というスタンスです)
    MW校の方たち、来られたのですね。前回(前々回?)、S松と一緒に訪問団が来ているときに、そちらに遊びに行き、M先生と話しました。覚えてくれていたようで嬉しかった思い出があります。近況報告できたらなぁ、と思いました。

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  3. 哲平さんへ お帰りなさい。ここのところ、コメントが少なくて、ちょっと意気消沈していました。統計では沢山読んでいただいているのはわかっても、やっぱり寂しいものです。外国からの投資を得るために必要なコト、「援助じゃアフリカは成長しない」にだぶりますねえ。またこれからもよろしくです。
    リリ~君へ。MWは、来週の土曜日朝に出発します。ところが、祝日や文化祭の代休の関係で、明日以降は、水・金のみ学校にくるというホリデー訪問団となっています。今日は、M先生は、歓迎式以降めちゃめちゃ暇そうでした。(笑)

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