2018年4月20日金曜日

スワジランドの国名変更

スワジランドが「エスワティニ」という国名に変わるそうである。英語から自分たちの言語に変えるわけで、私は覚えにくいことはともかく、国名変更自体は実に良いことではないか、と思う。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29648260Q8A420C1000000/

ところで、旧名スワジランドは、南アがアパルトヘイトの時、経済制裁を受けていた関係で、南アの企業が進出、スワジランドの企業として輸出をしていたこともある。実際のトコロ、南ア経済との結びつきが深い国である。また絶対王政の国で、エディーマーフィー主演の映画「星の王子ニューヨークへ行く」の題材にもなっていると私は思っている。王族の経済的な基盤は、南アにあるわけだ。

2004年の南ア・ジンバブエ行の時、シンガポールのチャンギ空港で、アフリカの民族衣装を着た大人数の集団と出くわしたことがある。聞くとスワジランドの人々だった。おそらくは王族に関係する人々だったのだと思う。極めて、経済格差の大きい国であるのは間違いない。いずれは変化が訪れると思うが、それも国民が望むならば、の話であると私は思っている。いたずらにリベラルを看板に正義を振りかざす気はない。

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