2017年12月31日日曜日

日本との距離感に想う

2017年3月 以前住んでいた部屋から撮った夕日
K君のお通夜と本葬があって、その様子が刻一刻と妻のLINEに入って来る。同窓生の誰が参加していたかとかが主であるが、K君の愛犬をあづかっているMさんが本葬に連れてきたことも知った。K君の家は昔からの愛犬家で家の中で小型犬を飼っていた。彼の入院が遅れたのも、この愛犬の処置が最大の懸念だったからだ。入院時も、一度再会している。その時は顔をぺろりと舐めて後はMさんの方に隠れたという。愛犬は全てを知っていたのではないかとは妻の言である。Mさんが最後に愛犬を本葬に参加させてくれたことを心からお礼申し上げたい。

今年は11月に10日ほど一時帰国したものの、1年間ずっとマレーシアで生活している。完全に日常と非日常がが逆転現象を起こしている。とはいえ情報社会故、WEBで日本のニュースは毎日チェックしているし、たまにNHKの国際放送(英語)も見る。YouTubeで日本の映像を見ることも簡単だ。先日も岩国のフレンドシップデーの様子や1年前の「笑ってはいけない」も見た。意外にCMなど懐かしい。

私はこれ以上日本に日常的に触れようとは思わない。LINEやフェイスブックで友人や教え子と日常的に繋がったりするよりは、こちらからブログを発信し、たまに返信を頂く方が良い。日本のTVをライブで見る手軽な料金のネット・システムもあるが、特に契約しようと思わない。

時差1時間。飛行機で6時間。その気になればライブ感覚で情報も得られる。私はあくまでも、この微妙な距離を保ちながら、マレーシアで生活しようと思っている。…みなさん、よいお年を。

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