2017年12月26日火曜日

IBTの話(154) 本年最後の出勤

本来なら今日から年末のスクールホリデーである。一時帰国されている先生方も多い。私はと言うと、3人の学生と合う約束をしていたので出勤した。K君のビザ申請の件、受験で渡日するにあたってのI君の相談、それと休学していたK君と久しぶりに会うためである。

その間、ずっと1月からの教材研究でパワーポイントを作っていた。理系の国費生に、いかに「日本が植民地にならなかった理由」を教えようと考えていた。文系の学生は、歴史が大好きな学生もいるので、幕末から明治維新にいたる道程も示したい。
私が考えるところ、明治新政府と旧幕府は、結局のところ、戊辰戦争で英仏の介入を封じるカタチになったが、列強にしてみたら、これほど教育程度が高く、資本主義も発達しており、何より命知らずな武士と戦うにはかなりの戦力が必要で、不平等条約を結び市場として利用するのが得策、ということになったと思われる。植民地化は回避できたが、領事裁判権や関税自主権の問題は、明治政府にとっては屈辱的な半植民地化であったと思われる。この打開が新政府のテーマと成る。その打開策は、富国強兵の一言に尽きる。そのために国民国家を急ぎ、廃藩置県という王政復古以上の大革命をやってのけるわけだ。殖産興業はそのための手段であり、日清・日露戦争の勝利でこのテーマを成就する。これが、植民地化という視点から見た日本の近現代史であると思う。
ところで、IBTという名称は、2018年よりPBTと変更になるそうだ。マレーシア教育省の管轄が変わることに伴う変更だと聞いた。よって、2018年からは「PBTの話」としてエントリーしたい。また( )の数字も大きくなってきたので、来年度の初回は(1)に戻したいと思う。

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