2016年10月29日土曜日

マレーシアの花火合戦考

我が住処は高台のさらに高層階なので花火を見下ろすことになるのです。
タマンデサの我が住処には、昨夜から今晩にかけて花火の音がバンバンというか、ドッカン・ドッカン鳴り響いている。あちこちから鳴り響いてくるので大変だ。

インド系の人々にとってはめでたいインド歴の新年である。先日のマレー系のイスラム歴の新年は静かなものだったのだが、マレー系の人々もラマダン(断食月)の間には、夜になると散発的に花火を打ち上げていた。ラマダンは期間が長いので、いくら打ち上げても「ああ、また打ち上げているなあ。」くらいにしか感じなかったのだが、その回数はかなり多かったように思う。ほぼ毎日だったからだ。それに対し、インド系はかなり短期集中型である。深夜まで続くので、正直なところ寝不足になる。

妻とそういうことを話していたら、ふと気がついた。残る華人の旧正月はどうなるのだろう。花火というか、火薬といえば中国が本家本元である。どんなことになるのか恐ろしい。今日の補習で聞いてみたら、チャイニーズの生徒たちが、ニヤリと不気味な笑いを浮かべたのだった。

多文化共生をしながらも、マレーシアでは、花火の打ち上げに関しては、それぞれの民族がかなり張り合っているような感じだ。

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