2016年9月5日月曜日

IBTの話(37) 小テストとA判定

先日IBTに在校生(IBTのOB)を連れてきていただいた鳥取大学のロゴ
総合科目の一応の単元終了を受けて、2クラスで小テストを行った。小テストという名称だが、80分間で90問ほどのEJUの模擬テストみたいなものである。先週の土日をまるまる費やして作成した渾身のテスト問題である。

もし私がEJUの問題作成に当たっていて、この単元ならこんな感じの問題をつくる、というのがコンセプトである。もちろん、本物より難しい。簡単な問題を解いても力はつかない、というのが持論だ。

EJUは日本語の読解力がものを言う。決して簡単な日本語で設問はしていない。だから、内容の理解だけでなく、制限時間内にいかに多くの設問を正確に読み取るかが勝負になる。この時点で、実は、生徒間でもかなりの日本語能力の差がついている。私は、日本語の教師ではないので、日本語力を上げることはできない。だが、難解な社会科学の用語を使わずには問題は作れない。そこがジレンマになるのだが、取り合えずカントが大学で教える際に言っていた成績が中位の生徒を対象に作るしかないのが現状である。まあ、習うより慣れてもらうしかないのだ。

ところで、昨日前任校の浪人中のA君からメールが来て、予備校の模擬試験で志望校にA判定がでたそうだ。いやあ、嬉しい報告だ。ここで、さらに気を引き締めて頑張ってほしいと言うのも見事に杞憂に終わった。A君はさらに上位合格を目指していくという決意を既にしていたのだった。

真面目に、素直に頑張った者が勝つ。A君の話をさっそくマレーシアの生徒たちに紹介した次第。

0 件のコメント:

コメントを投稿