2016年5月27日金曜日

LIVE オバマ大統領の広島を見る。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016052790181843.html
日本人会のロビーには、南国新聞が置いてある。久しぶりに読みたくなったので寄ってみた。すると、ロビーの片隅に古本が置いてあって、その代金を熊本の地震の被災者の方々に贈るのだという。何かないかな、と見てみたら、なんと内田樹先生の「日本辺境論」がRM3の値札がついて置いてあった。そもそも読んでみたかった本だし、喜んでRM3を募金箱に入れたのだった。で、戻ろうとしたら、TVをじっと見ている人々がいる。NHKの日本語放送(要するに本物)だった。

オバマ大統領がサミットを終えて、広島を訪問し、ちょうど被爆者のご老人と話しているところだった。もちろん何を語っているかはわからない。だが、何度もご老人と抱き合ったり、握手している。

日本人として、まさに歴史的な瞬間である。米国大統領が原爆を落とした地に立ち、少なくとも被災者と同じような感情を共有するというシチュエーションを、偶然私は、目にしたわけだ。しかもマレーシアという異国の地でである。

国際政治上のパフォーマンスだ、プラハから広島まで7年、今やレイムダックのオバマ大統領にとってのシナリオ完成、というクールな見方も私は所有しているが、実際のところ、この映像を見ていて感動した。こういうパフォーマンスが出来てこそ、米国大統領なのであろう。

政治家は、公人である。オバマ氏個人がどういう考えを持っていようと、米国の国益がまず優先されるはずだ。実際、岩国の米軍基地に着いて、かの地の兵士を激励している。三軍・海兵隊も入れて四軍の長たる大統領もまたオバマ本人なわけである。

メディアはいろいろ言うんだろうなあ。だが、どうあれ、現役の米国大統領・ノーベル平和賞受賞者のオバマ氏が広島に来た。原爆資料館も早足だけど入館し、平和公園に立ち、献花し、被爆者のご老人をハグして慰めた。そのココロの推測など、どうでもいいではないか。その現実を良しと私はしたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿