2016年2月27日土曜日

京田辺シュタイナー学校に興味

もう一週間くらい前になるだろうか。あるTV番組でフリースクールの現状についての報道があった。その時、NPO法人京田辺シュタイナー学校の存在を知った。私は昔、京田辺市(当時は田辺町)に住んでいたことがある。松井山手の方に、シュタイナー教育を行う幼稚園があるという話を聞いたことがあったので、その幼稚園が発展したのかと思っていたが、一貫教育を行うこの学校は同志社大学のそばに新しく作られたものであった。

シュタイナー教育については、妻が昔々(ほんと80年代前半くらいだ。)、「ミュンヘンの小学生」(子安美知子著)という新書を読んでいて、かなり興味を示していた。前述の幼稚園に息子を入れようかと本気で考えていたようだ。私の方は、シュタイナー教育は、幼児教育や義務教育の話なのでそんなに魅力は感じなかった。

だが、今回は大いに興味が沸いた。なぜなら、この京田辺シュタイナー学校、ユネスコスクールに2010年に認定されているのだ。(今日の画像参照)NPOが設立したフリースクールでは日本で初めての認定らしい。俄然興味が沸いた。

しかも、この学校、高等部まであるのだ。NPO法人が運営しているので教育基本法で認められた学校ではない。小中学生は、それぞれ地元の公立校に籍を置いている。高等部は、11年生(高2にあたる)から12年生で、高卒認定試験を受けるらしい。順調に行けば12年生の11月で高卒資格を得れるので、大学受験が可能になる。高等部でどんなシュタイナー教育の学びが行われているのか、ものすごく興味がわいたのだ。

HPだけでは満足できず、ちょっと古い(2006年発行)の「小学生と思春期のためのシュタイナー教育~7歳から18歳、12年間一貫教育」(NPO法人京田辺シュタイナー学校/学研)をアマゾンで取り寄せて一読してみた。ある程度高等部でのカリキュラムの骨子がわかった。新しい紹介本もあるようなので学校から直接手に入れてもいいかなと思った次第。(古い本には、当たり前だが、まだユネスコスクールとしての実践が詳しくは書かれていない。)

…意外な発見であった。シュタイナー教育について少しばかり研究していきたいと思う。<京田辺シュタイナー学校> http://ktsg.jp/

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