2016年2月20日土曜日

インティファーダを知らない子供達

第1次インティファーダ http://matome.naver.jp/odai/2140616000677370801/2140616561380816203
先日、今夏オリンピックが開かれるリオの治安についてのTV番組を見た。少年法に守られた少年(ほとんど罪に問われない)によるひったくりなどの犯罪が多発しているらしい。中には、携帯電話を盗むために殺人まで起こした事件もあったという。こんなんで、オリンピックは大丈夫なのか、というわけだ。

少年犯罪といえば、イスラエルにおける少年によるナイフなどによるテロの多発は全く治まっていないようである。鍼灸院の帰りに妻とそんな話になった。「オリーブ山便り」をよくチェックしている妻によると14歳くらいの少女が、台所用のナイフで襲ってくるのだ。軍の兵士や警備員が、これらのテロリストに発砲することは(イスラエルでは)当然かもしれないが、銃の携行を申請し認められている民間人もこのようなテロにあたっては、発砲を認められているそうだ。(ちなみに、イスラエルの刑法では死刑はない。)旧市街のダマスカス門は、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区とのバスターミナルがある場所だが、ここでテロが頻発して、今や人気もなく寂れているのだ、という。(このダマスカス門は凄く賑やかなトコロだったので衝撃的な話だ。)

で、私も久しぶりに「オリーブ山便り」にアクセスしてみた。悲惨なニュースが多い中、以外にイスラエル政府は、パレスチナ自治区への雇用拡大政策を考えているようだ。同時に、(パレスチナ人の多い)東エルサレムとの壁を構築するつもりでもあるらしい。だいぶ遡って読んでいると、今回の少年・少女によるテロ、ヨルダン川西岸のヘブロンの近くの村の子供たちが異常に多いらしい。ヘブロンといえば、アブラハムやサラの墓所があるところだ。またテロリストの子供たちの家庭は、貧困に喘いでいるわけではないらしい。彼らはインティファーダを知らない世代だ。パレスチナ側のメディアなどでは英雄視されており、将来への閉塞感と英雄願望から自殺願望と混ざって行われているのではないか、という心理学者のコメントなども書かれている。リオの少年たちとは、かなり状況が違うわけだ。読者の皆さんには、是非とも「オリーブ山便り」を一度覗いて欲しい。

とても、イスラエルの少年たちのテロリズムについて語る知識も現状認識もない私としては、日本ではほとんど報道されないこの問題について「オリーブ山便り」をたよりに、このブログにエントリーするくらいしかできないと思う次第。

オリーブ山便り:http://mtolive.blog.fc2.com/

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