2012年1月28日土曜日

女満別高校選抜出場オメデトウ

女満別のメルヘンの丘
センバツ高校野球の21世紀枠で、北海道の女満別高校が選ばれた。めでたい。実は、私はもし宝くじでも当たって金さえ十分あるのなら、リタイアしたら女満別に住みたいと思っている。
昔々、息子が小学生の低学年だった頃、毎年夏休みに北海道を旅をしていた。その記念すべき第1回目の北海道行で最後に訪れたのが、女満別だったのだ。と、いうのも最初の旅は飛行機で往復&レンタカーという贅沢な旅だったからだ。千歳にINして、富良野・美瑛で「北の国から」を追体感して、塩別つるつる温泉、阿寒湖を経由して釧路湿原、釧路市内に入って日本最長の直線道路を走り、野付半島のトドワラへ。次に知床半島の羅臼からウトロへ横断道路を走り、網走へ。サロマ湖の原生花園を見て、女満別に着いたのだ。女満別には2泊した。屈斜路湖と摩周湖にも近いし、ここを拠点に見て回った。女満別は空港があり、ここからOUTしたのだが、道東の名所へのアクセスがすごく良い所でもあるのだ。

泊まった民宿も凄く良かった。この旅では、できるだけ面白そうな宿を選んだのだが、女満別は観光協会に電話して、紹介してもらった民宿だった。だから期待も薄かったのだが、ここの民宿がまたよかった。ママさんは千葉から移住してきた方で、喫茶店もしておられた。アイスコーヒーのアイスは、コーヒーを凍らせたもので、氷が解けても薄くならない。息子がイチゴが食べたいと贅沢をいったら、食べきれないくらいのイチゴを出してくれた。部屋も綺麗だったし、お風呂もヒノキ風呂だった。完全無欠の民宿だった。

JR北海道 女満別駅
女満別の町は、黒沢監督の『夢』のロケ地で、少し回って見たのだが、小さいけれど落ち着いた綺麗な街だった。道東の美瑛といった感じだ。JRの駅は、町立図書館といっしょになっていてメルヘンチックだった。私は、完全に女満別のファンになったのだった。ママさんによると、女満別の冬はたしかに寒いけれど、雪はそれほどではないそうなのだ。(それだけ冬は寒いということでもあるのだが…。)晴れの日の年間比率が日本一の町でもある。

ちょっと、足を延ばせばオホーツク。知床連山が見渡せる。サロマ湖のワッカ原生花園も天下の絶景・屈斜路湖も日帰り圏内だ。こんなところでリタイア後の生活を送りたい。もちろん、大阪にも東京にも札幌にも、飛行機でひとっ飛び。海外に行くにもアクセスが良い。妻は「冬は寒いから絶対嫌やで。」と言っているのだが、私のあこがれの地であることに変わりはない。今年は本校野球部も秋田商業高校も出場できなかったので残念だけど、あこがれの地からやってくる女満別高校。私は勝手に応援するでぇ。

0 件のコメント:

コメントを投稿