2011年9月29日木曜日

「祭りのあと」でジョーな1日

暑さ寒さも彼岸まで?本校の彼岸花
吉田拓郎の名曲の1つに『祭りのあと』というのがある。私たちの年代ではかなりメジャーな曲である。極めて厭世的な歌詞であるが、高校生だった当時は大好きだった。文化祭と体育祭という祭りがどどっと終わった本校では、3年生は完全に「祭りのあと」状態である。まあ、あれだけ盛り上がったのだがら、仕方がない。ホセ・メンドーサと闘いきったジョー(矢吹丈)のようになっている。(笑)

ところが、1・2年生は全然「祭りのあと」ではない。文化祭の日も体育祭の日もない。毎日クラブで遅くまで頑張っている。「イベントで疲れました。」などと口にしようものなら、サッカー部ならBチームに落とされるだろう。野球部もしかり。ラグビー部は日曜日が公式戦なので、朝から公園で激しい練習をしていた。(笑)今朝、昨日記した11万2500個の星型を抜いた色紙の残骸(秘密を守るためにずっと私の机の下に隠していたのだった)を、ゴミ捨て場に持って行こうとすると、1・2年生の柔道部がタイヤのチューブを使って打ちこみのトレーニングをしていた。本校の朝は早く、そしてすでに汗まみれである。柔道部の3年生はというと、のんびりとウェイトトレーニングをしていた。みんな”ジョー”である。大阪府代表で国体に出る主将も「組み体操の時、ちょっと肩をやったす。」と笑顔である。おいおい、大丈夫か?若いし鍛え方が違うのできっと国体には十分間に合うのだろうが、心配である。

私の方も、体力的には限界状況にある。セレモニー関係の会計などの残務処理をしたが、頭がうまく回らない。とはいえ、ここで授業を頑張るのが、男の美学である。4限はアフリカの工業について、5・6限は連続で世界史B、ポエニ戦争をガンガンに講義して大汗をかいた。職員室にいると暑くてたまらない。公園に涼みに行って、生徒会室の掃除を覗いて、さらにグランドで、サッカー部のブラジル体操を見ていたりして涼んでいたら、職員会議があることを失念して、無断パスしてしまった。あちゃー。

というわけで、「祭りのあと」でジョーな私であったが、なんとか今日を乗り切ったのであった。

追記:柔道部の主将は、この土日の国体の試合にむけてガンガンやっているそうです。安心しました。

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