2011年9月30日金曜日

お疲れ様 イチロー

突然であるが、私はイチローの大ファンである。日本のプロ野球のニュースも見るけれど、MLBでのイチローが活躍するニュースの方にいつも注目している。11年連続の200本安打への黄信号のニュースに、暗然としていた。「どうしたんだ!ヘヘイ!ベービー!」と気に病んでいた。この1カ月ほどは奇跡を祈る気持ちだった。そして、ついに奇跡は起こらず、新記録は生まれなかった。

今朝は、モーニングで日経ではなくスポーツ新聞を見ていた。イチローのコトバを知りたかったのだ。イチローはサバサバしていた。晴れやかに「ホッとした。」と語ったらしい。まさにイチローらしいと思った。イチローの美学なのだろう。

様々な解説を見ると、4月に絶好調で、5・6月と不調。最高のロケットスタートをしたことで、MLBではやっている150kmくらいで打者の手元で変化するという『ムービング・ファストボール』への対策に新たに挑戦したのではないかと言われている。(イチローはそれについて、現時点では何も語っていない。)それでフォームを崩したんだというのだ。

私は、イチローらしいと思う。常に現状に満足せず、新しい進化を選ぶ。しかし年齢的な衰えや他のメジャー選手に内野安打を阻む研究をされた事が重なって実を結ばなかったということなのだろうか。

いずれにせよ、イチローがさらに進化して200本安打に挑戦する姿を見たい。イチローの剣豪のごとき美学あふれる打撃を見たい。そう思うのである。

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