2011年2月3日木曜日

私のPRSP 2010 その4

ミニ国連の時の様子から
 政策専門のOGから、嬉しいコメントが来て、回答して、またコテンパンにされてしまった。(笑)まだまだっ!私は高校教師の限界に挑戦したいところである。懲りずに、「私のPRSP」を書きたい。今日のPRSPは高校生らしいものを選んでみた。

 ニジェール:周辺諸国と経済的同盟を結ぶ。ニジェールは内陸国なので輸出もままならない。関税をゼロにして交通の整備を同盟内で行う。
 タンザニア:水力発電が干ばつで支障がでたらしいので、太陽光発電を導入することが重要ではないか。また綿花の生産を雇用に効果的な衣料工業に発展させる。この経済的効果を教育や医療に活かしていく。 
 コートジボアール:学校に通うことができる子どもたちを集め「子ども政府」をつくり、貧しい子どもたちに勉強を教えたり要望を聞いてそれをまとめて、本当の政府に通達する。8歳から18歳までで男女の割合比率を6:4とする。
 ザンビア:ヴィクトリアの滝はジンバブエとザンビアの国境にあるが、ザンビアはジンバブエにも観光客を呼び込み商業の発展を目指す。
 セネガル:学校の制服を廃止し、教育を少しでも受けやすくする。子どもと同時に親たちへも教育への関心を深めさせる。
 マラウイ:電力普及が10%なので、電力の普及が必要。農村の生産性を向上させるために農村を中心に普及させる。無農薬の紅茶栽培をインターネットで販売し、マラウイ紅茶のブランド化をはかる。
 ウガンダ:IT立国を目指している「アフリカの奇跡」ルワンダと協定を結び、農業や観光業をそのスピルオーバーで発展させる。
 アンゴラ:石油やダイヤモンドのレントを、教育に使う。授業料は無料で全員義務化するとともに、海外留学への奨学金にあてる。この奨学金を受けるものは、学ぶ目的を明確にし、必ず帰国を義務付ける。
 カメルーン:様々な気候や動植物に恵まれているので、観光立国をめざす。そのための教育・インフラ整備が必要。
 スワジランド:まずは王制をぶっつぶす。そして南アフリカ共和国の一部(自治区みたいな感じ)になるべきだ。

 試験の答案に書くのと、レポートで書くのとでは、やはり難度が違うのだなと思いつつ、選んでみた。無茶なものもあるが、一応、『高校生のためのアフリカ開発経済学テキスト』を学んだ3年生かな、という気がしている。ところで、このテキスト、さらに進化をさせようとV.4.01を書き始めた。今度は引用文を私のオリジナルの説明文にして、もうすこし平易化しようと考えている。

追記:読者がさらに増えていることを発見しました!感激です。Yoshihiroさん、hashimoto kouさん、本当にありがとうございます。これで読者が合計19人になりました。どしどしコメントやリアクションお願いします。

3 件のコメント:

  1. tomofumi.kiryu2011年2月4日 6:38

    読者登録の件、記事中でもご紹介していただきまして誠にありがとうございます。
    現在、ザンビアで青年海外協力隊(理数科教師)として活動中の桐生と申します。大学で開発経済学を学んだ後、以前は日本で開発教育の活動をしておりました。帰国後は高校社会科教師としてESDをライフワークにしたいと考えていたところ、こちらのブログを発見し、先生のなさっている教育活動に感激いたしました。
    突然のご連絡で誠に不躾とは存じておりますが、よろしければご連絡先をお教え頂けないでしょうか。アフリカで生活するものとして、何らかの形で先生のお役にたてないか…、と考えております。
    私の連絡先は
    tomofumi.kiryuあっとまーくgmail.com
    です。お待ちしております。

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  2. さきほど、Yahoo1で送ったのですが、失敗し、今度はGメールで送りました。返信をいただいたうえで、上記のコメントは、桐生さんのメルアドが入っていますので削除しようかと考えています。今日の記事に、内容はコピーさせていただいていますし…。よろしくお願いします。

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  3.  桐生さんから丁寧なメールが届きました。連絡がついたので上記のコメントを削除しようかと思いましたが、桐生さんのブログ(いつもココロに青空を:さっそくリンクしました。→)にメルアドをオープンにされていますので、そのままにしておこうと思います。

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