2010年2月3日水曜日

節分はダイアン吉日


 今日は節分である。正月のブログにも書いたが、私は季節感のない人間で節分には興味がない。ロングロング・アゴー、私が23歳、初担任をしていた商業高校の2年4組のクラスでのことである。終わりのショートホームルームに行くと、なにやらみんな薄気味悪く笑っていた。「…?」クラスの会長が「今日は節分です!」と言った瞬間、全席から豆が飛んできたことがある。これを企画したクラス会長も今や45歳のオバサンである。(ちなみに彼女は私が3年生の時の担任した男子生徒と結婚した。今も家族ぐるみの交流が続いている。)
 ところが、めずらしく今年は今日が節分だと知っていた。いつも校外に出て喫煙する仲間の管理作業員さんたちが「節分やねえ」と言っていたからだ。まさかと思ったが、帰宅すると夕飯は『巻き寿司』だった。結婚後初めてではないか?と思ったら、義理の姉が我が家に買っておいてくれたものだという。ちなみにカレーうどんと共に食したのが我が家らしい。
 さて、本題である。今日は、英語科の講演会があって、久しぶりに「ダイアン吉日」さんが来校された。イギリス人女性の落語家である。1年生の地理Aの授業で、例の「民主主義がアフリカ経済を殺す」から、選挙とクーデターの話をして盛り上がった後、「今日の講演会、誰が来るんやったかな?」と聞くと、「ジャイアン・キチジツさんです。」との返事。大笑いした。どうせなら「ジャイアン・キテレツさん」と藤子不二雄であわせろよと思ったが…。とにかく彼女が来られるのは英語科の20周年記念総会で演じて以来だと思う。あの時私は3年の担任だった。英語で落語をやってくれる人で、チョー面白い。実際に聞きに行かれた先生方によるとさらに面白くなっていたとのこと。行けばよかったが、今日も仮想世界ゲームの報告書書きに追われていた。
ところで節分の今日は…大安吉日ではなく、先勝である。

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