2010年2月2日火曜日

教え子はアフリカをめざす


 今朝いつもの京橋のパブでモーニングしていると、携帯が鳴った。私はメールはともかく電話にはでないことが多い。あとでメールが来て、某国公立大学に行っているOGであることがわかった。放課後電話で話したところによると、チュニジアに行くことになるかもしれないとのこと。関東の某国立大学からのオファーに通っている大学が連携するとかで私費留学的な形とか。そういえば、昨秋もアフリカに行きたいというOGの相談を2件受けた。外務省関連とJOCV関連であった。なぜか両方とも行先は…セネガルである。

 このアフリカをめざすOG3人の共通点は、彼女らが3年生の夏休み直前に、JICA大阪国際センターに連れて行ったメンバーであることだ。ラオス、ヨルダン、もうひとつホンジュラスだったか…中南米の国から、景観保護のために若い建築家が技術研修員として来日しており、彼らとミーティングするのが目的だった。もちろん英語である。私が、さあ…といった瞬間、彼女らはグループに分かれ、研修員さんと冗談を交わし、大笑いしていたのだった。私もJICAのスタッフも彼女らの英語力にあきれたのを思い出す。<上記の写真はその時のものである>彼女たちも、今や、国公立や有名私立大学に進学し、それぞれ自らの進路選択の中に国際協力の仕事が含まれているようである。ありがたいことである。
 
 フランス語大嫌いの私の弟子でありながら、語学堪能な彼女らにフランス語は大した障害ではないらしい。フランス語圏のアフリカの未来は明るい。

2 件のコメント:

  1. すばらしい!
    しかし、地味でも面白い人類学の方の宣伝もよろしくお願いします(笑)。せっかく語学のお好きなお弟子さん。英語、フランス語だけでは面白くないですよ!

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  2.  了解しました。チュニジアに関係する教え子とは、先日喫茶店で荒熊さんからの受け売りでラスタについて語りました。興味をもってくれたようです。

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