2023年6月28日水曜日

「老い」にショックを受ける。

学園の最寄り駅からみた山々
学園での授業は、実にうまくいっている。生徒がいいし、よく聞いてくれている。昨日も下校時が重なり、多くの3年生と駅まで歩いたが、私を確認すると満面の笑みを送ってくれる。何一つ不満はないのだが、問題は自分自身の「老い」である。プリントの誤字脱字が多すぎる。資料集などの細かい文字も見えないし、板書時にふと漢字が出てこない。

授業の1コマ1コマが一期一会なので、つい全力でやってしまう。スベらない話もつい入れてしまう。授業が終わるとくたくたになっている。4コマの日などは、ふくらはぎに湿布をしないと必ず足が攣る。

今もキーボードを叩いていて、打ち間違いが多いのである。以前はこんなことはなかった。やはり「老い」には勝てないのだろう。

しかも、文科省の新カリキュラムによって、私が愛した「倫理」(教師になり始めた頃は倫理社会)という教科が、どんどん隅に追いやられていく。いろいろと感慨が深い日々なのである。

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