2020年9月26日土曜日

中国共産党の簡体字考


大紀元のニュースの中で、現在の中国共産党が推し進めた(漢字の)簡体字についての考察「愛の漢字を簡体字にすると?漢字を簡略した中共の目的」がエントリーされており、実に興味深く思ったので、記しておきたい。

漢字には神伝文化であり、漢字には精神性が含まれるとのこと。中国共産党は、これを破壊し、道徳の退廃を招き、冷淡非情私利私欲に走る社会になったとの主張である。全部紹介したいくらい面白い話が満載なのだが、特にいくつか選んで記しておきたい。

愛は簡体字では心がなくなっている。心が無くなった故に、正しい愛がなくなってしまった。(上記画像参照)

導は道を省いた。正しい道がない導きは極めて危険である。

親は見を省いた。家族愛が崩壊してしまった。

児は、臼を省いた。臼は成長中の幼児の頭蓋骨を表し、子供に考える事を奪い洗脳することになる。


義は、羊と我でできている。羊は神様へ捧げる生贄で自己犠牲を意味する。我の右側の戈(ほこ)は武器を意味し、戦うリスクと責任を表している。よって義の文字は、道徳に従いわが身を捨てても大義に生きることを意味するのだが、簡体字では元の意味が分からないようになっており(上記画像参照)、大義を守らなくなっているとのこと。

…こういう漢字の言霊、実に興味深い。香港や台湾では簡体字を使っていないから、まともな中国人なのだというわけだ。韓国もハングルだけで漢字を捨てている。なるほどなあという感覚はある。だがマレーシアの華人は、簡略体を使っていたけれど、まともだったと思う。特にPBTで日本語を学んでいた教え子たちは、日本の漢字を習得している。よりまともだというわけなのだろうか。そういう面で、ちょっと眉唾ではあるけれど、この考察が興味深いことに変わりはない。

https://www.youtube.com/watch?v=w7K1Kgrk-tw

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