2020年9月16日水曜日

山田耕平氏がルワンダに

https://wedge.ismedia.jp/articles/-/20749
山田耕平氏が、奥様ならびにご一家でルワンダにおられることをWEB記事で知った。https://wedge.ismedia.jp/articles/-/20749

山田耕平氏は、JOCVとしてマラウイに派遣され、「ディマクコンダ」というエイズ撲滅キャンペーンのCDを出し、ヒットチャート1位を取った方で、昔JICA大阪でお会いしたこともある。当然CDもDVDも持っている。この歌はマラウイ人には超有名で、これも昔の話だが、上六でワン・ワールド・フェスティバルをやっていた頃、マラウイ人にサビの部分を歌ってみせたら、大喜びされたこともある。(笑)いやあ、実になつかしい。

その山田耕平氏、アドバンスト・マテリアル・ジャパン(AMJ)の社員として、レアメタル事業の代理店をルワンダに開設したようだ。奥様は大阪外大のスワヒリ語学科卒。有名なサイクリストで、頭を丸め、胸を隠すためサラシを巻いて自転車でアフリカ縦断したという女傑である。凄いカップルだ。

ルワンダは、ビジネスのしやすさではアフリカ52か国で第2位(1位はモーリシャス。なるほどと思う。ちなみに3位モロッコ、4位ケニア)の国である。以前何度かエントリーしたカガメ大統領の手腕によるものだ。奥さんは、ここで日本料理店を開く。シングルマザー3人(300人の応募があったらしい。)を雇い、最初はアフリカの奇跡と呼ばれる繁栄を謳歌していたので、うまくいっていたが、世界的な鉱物資源の不況期に入り、日本料理を食するような顧客が減り、さらにコロナ禍で休業を余儀なくされる。しかし、シングルマザーたちの屈託のない笑顔が、「ママと子供たちを二度と路上に戻さない。」という決意をさせてくれた、…つづく、という記事である。

…この「屈託のない笑顔」という語に、私は強い感銘を受ける。ブルキナファソで学んだ、どんな苦難があろうと「あたりまえ」と笑い飛ばすようなアフリカ人の生き方を再確認した次第。豊かな先進国・日本にあって、我々は数々のストレスに苛まれている。アフリカの人々にはストレスを吹き飛ばすような強さがある。この強さこそが、アフリカに学ぶ最大の事ではないかと私は思っている。

…さて、このルワンダの山田家の話の続きを早く読みたいものだと思う。頑張れ、山田耕平氏と奥様。

0 件のコメント:

コメントを投稿