2017年3月20日月曜日

IBTの話(87)停電と卒業文集

スコールによる強い雷はこれまで何度もあった。先日も日本人会の避雷針を直撃したらしく、何度か火災警報装置が鳴ったりもしたことがあった。しかし、今日は何事もないのに、5限目の授業中に急に停電したのだった。これにはびっくりである。

窓の明かりと廊下の明かりを頼りに、そのまま授業を続けたのであるが、職員室にもどると、ほぼ暗闇の中である。そこで、仕事を黙々と続けておられる先生方を見た。すごいシチェーションであった。

日本人会の噂によると隣の工事現場で何かあったのではないか、という事だった。日本人会だけでなく、地域的な停電らしいのだ。マレーシアに来て初めての停電である。いやあ、人生いろいろ島倉千代子である。

ところで、今日F36の卒業文集が届いた。明日、明後日と国費生の学生たちは日本に旅立つ。それになんとか間に合ったわけだ。オールカラーでなかなか面白い。ちょっと眺めただけなのだが、敬虔なムスリムのB君が私が教えた仏教用語の「愛別離苦」について最後に書いていた。嬉しくもあり、意外でもあり。人生いろいろ島倉千代子である。

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