2017年3月5日日曜日

ペナン彷徨1 酔狂な往路

バタワース駅にて。こんな特急。
妻とペナンに行ってきた。世界遺産ジョージタウンのある島である。先日エントリー(2月1日付ブログ参照)したが、往路は鉄道で、復路はLCCである。マレーシアに来て1年弱、初めての国内旅行である。普通、観光地を巡るのだが、今回我々が最も見に行きたかったのは、ユダヤ人墓地である。ポーランド・クラクフで見たことがあるが、元イギリスの直轄植民地だったペナンにもあるとの情報を得て、その近くにホテルをとったのだった。全く変わった夫婦、ではある。
サービスで軽食。意外に美味。
まずは、往路についてエントリーしようと思う。ちょっと酔狂な列車での旅。KLセントラル駅の3番ホームから特急列車は出発した。ルートは近郊電車(コミューター)のセレンバンラインを北上する。コミューターの終点タンジュンマリムまでは、かなり鈍足である。そこから先は、130km以上の高速で飛ばし、セランゴール州を超えてベラ州へ。イポー・タイピンといった主要都市で停車して、その後タイに繋がる線路から離れ、ペナン州のバタワースに到着する。4時間ほどかかった。ここは完全な終着駅。ここからはフェリーだ。
バタワースの駅。車止めがあるまさに終着駅。
フェリーとペナン大橋
フェリーの上の階
フェリーにはチケットなど無く、コインでRM1.2を支払うシステムになっている。ちょっと混乱した。(笑)フェリーは2階建て。下は車のみ。上は、中央が乗客、さらにその周囲に車が止められている。妻が「車止めがないよねえ。」と指摘した。(妻の指摘はいつもするどい。)確かにサイドブレーキだけのようだ。ちょっと危なっかしい。とはいえ、半島と島を結ぶ20分ほどの海はおだやかであった。問題はないのであろう。
ホテルの前から撮影。コムタの高層ビル。
フェリー乗り場から、タクシーでホテルに向かう。コムタというペナン島で最も高層ビルがある商業地域のそばだった。ある意味、迷ったらこのビルを目差せば帰れるわけで、これ幸いだと思ったのだが…。(つづく)

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