2014年1月25日土曜日

アフリカのちょっと明るい話題

このところ暗い話題が多かったアフリカだが、今週はちょっと明るい話題が続いた。南スーダンでは、とりあえず政府側と反政府側で停戦協定が結ばれた。まだまだ、安心は出来ないが、とりあえず進展が見られたことは喜ばしい。さらに、中央アフリカでは暫定大統領が選出された。首都であるバンギ市長の女性である。この市長は厳格なキリスト教徒で元大統領令嬢のエリートらしいが、凄惨なキリスト教徒とイスラム教徒の殺し合いという現状から見ると、女性が平和の象徴として登場することは歓迎したいところだ。

一方、明るい話題と言ったら、南ア政府に怒られるかもしれないが、先日他界したマンデラ氏の巨大な銅像の耳に『ウサギ』が彫りこまれていたという話。アフリカーンス語では「急ぐ」という意味があるらしい。製作者が銅像に署名刻印をしたかったらしいのだが、政府担当者に否定されたこと、かなり製作時間をせかされたことから、『ウサギ』になったらしい。すでに製作者は謝罪し、出来るだけ傷つけないように『ウサギ』を撤去するらしいのだが、なんとなく『耳の中にこそっと彫られたウサギ』というのがユーモラスだ。これがもっと変な、たとえば悪魔だとかサソリだとかいう悪意を強く感じるモノだったら別だが、寛容なマンデラ氏なら許すような気がするのだ。もちろんマンデラ氏の強烈な信奉者から見るとそれでも激怒ものだと思うが…。私は葬儀の際の全く意味不明な手話通訳者の方が不愉快だ。

あの偉大なるマンデラ氏の耳に、ちょっとユーモラスな『ウサギ』。マンデラ氏の尊厳(それは寛容の精神である)は損なわないような気がするのだが…。

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