2014年1月27日月曜日

中学と高校の「歴史」の差

フランス革命・球戯場の誓い
世界史Bでは、今フランス革命をやっているのだが、我がクラスの学級日誌に「中学校では簡単にしか習わなかったフランス革命の流れがわかって面白かったです。」と書かれてあった。ちょっと嬉しい。今日も、別のクラスで、「中学校の歴史の教科書にあった”バスチーユの監獄を襲った”って、たいした話じゃないんですね。」と言われた。こういう感想は実に嬉しい。

中学校での歴史教育は、かなり基礎的な事項の流れのみだと私も認識していたが、たしかに羅列だけだ。フランス革命を理解するために必要な知識は無茶苦茶多い。まずユグノー。カルヴァン派の教義を理解しないとブルボン朝というのが解らない。これは中学生には無理だと思う。三部会から第三身分の国民議会が飛び出る球戯場の誓い、インフレとベルサイユの行進の関係も財政や経済的な知識が少しばかり必要だ。反仏大同盟も、当時の王室の縁戚関係、傭兵による戦争などの知識がないと難しい。制限選挙の国民議会と普通選挙の国民公会の違いこそ、後のジャコバン派独裁に繋がるのだが、このへんも経済的な問題や軍事の問題が大きい。うーん、やっぱり高校の世界史と中学の歴史の差は、かなり大きいのだった。

とはいえ、高校で学ぶ世界史は、まだまだ専門家から見たら浅いのだろうと思う。それが学問というものだ。どこまで迫るか。どこまでで妥協するか。その辺も教師の力量だと思ったりするのだった。

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