2012年7月19日木曜日

タンザニアでチョコレート生産

ダルス近郊の輸出加工区(日本大使館HPより)
タンザニアで、スイスのヌーテシャル・チョコレート社が生産を開始するらしい。タンザニアは輸出加工区を設けて投資を呼び込んでいる。おそらくは、賃金の安いタンザニアで生産することで価格低下を意図しているものだろうと思う。なにはともあれ東アフリカで初のチョコレート生産、大いに歓迎したいところだ。


在タンザニア日本大使館のHPによると、この「輸出加工区」は、2002年に法制化され、2006年に輸出加工公社が設立されたようだ。現在首都のダルエスサラームに2か所、アルーシャに1か所の加工区があり複数の企業が入っているようである。また一企業に認められた加工区が全国に6か所あるらしい。この「輸出加工区」の企業としてライセンスを取得sると、輸入原材料の関税、付加価値税が免除となり、法人税も10年間免除されるという。なかなかの好条件である。16社がすでに操業しており、6500人の雇用創造が生まれたという。スイスのヌーテシャル社もこれに続くのであろうと思われる。

チョコレート生産自体は、装置工業なので、大きな雇用創造は期待できないが、これに関連した雇用も生まれるかもしれない。なかなかタンザニアも頑張っているのである。やはり、内陸国より恵まれていると思うのである。
http://www.africa-news.jp/news_C0zo2l7zi.html?right
http://www.tz.emb-japan.go.jp/arekore26_j.html

2 件のコメント:

  1. タンザニアと言えば先日の『panasonicの乾電池』の事を思い出しました。私はTVのニュースでその事を知り、元松下社員の私は「すごい!もっともっと世界中にPanasonic製品を広め人々のために頑張って」と感動しました。回収のことまで頭がまわりませんでしたが、地球環境まで考慮した活動であると信じています。それにしてもライセンス取得で法人税10年免除は、驚きです。
    単純な私は、大河ドラマ『江』を観終えた時に、「秀忠がいたからこそ、江戸時代が長い間続いたんだ」と秀忠の偉大さに感心しました。しかし、ドラマには脚本家がいます、このことを考えないで素直に秀忠に感動していいのでしょうか? 
    先生、どうでしょう・・・?
    (かなり、凡人なコメントではずかしいですが・・・)

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  2. 匿名さん、コメントありがとうございます。『江』は見ていませんが、そういう見方は決して間違っていないと思います。たださらに違う見方を発見するのが楽しいですね。

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