2024年7月9日火曜日

ルターにおける聖書と神学

学院の図書館で、ルターに関する本をもう一冊借りていた。「ルターにおける聖書と神学」(上智大学キリスト教文化研究所編/リトン)である。2015年に行われた聖書講座の内容をまとめた本である。上智大学はカトリックの大学だが、ルターについても研究されていて、1560年に刊行され装丁は1674年という、ルター訳の聖書(旧約・新約聖書)を日本国内で唯一所蔵していることも、この本の最後に紹介されている。

5つの講義を掲載してあるのだが、内藤新吾氏の「二つの領域を生きる私たちーいわゆるルターの二王国論を巡って、脱原発の経験からー」と、鈴木浩氏の「ルターにおける”つまずきの石”と”神学的突破”」の二つが特に印象に残った。近々、書評を書こうと思っている。

本日、なんとか期限の明日を前にして、7クラス分の1学期の成績処理が終了した。かなり疲労がたまっているので、本の紹介だけでご勘弁。

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