2024年1月1日月曜日

あまり希望のない2024年に。

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新年明けましてオメデトウございます。これが日本式の新年の慣例の挨拶であるわけですが、オメデタイと言うには国内外の現状は厳しすぎます。

前回の米大統領選の欺瞞から始まったおかしな動きは、コロナ禍、ウクライナ紛争と拡大し、昨年さらにイスラエルとハマスの泥仕合へと加速していった様に思います。G7諸国の中で、順調な国はひとつもありません。カナダでは、アメリカへの不法移民がカナダに流れ込み大混乱を引き起こしていますし、イギリスではエネルギー問題で苦境に立たされています。ドイツは、中国経済の停滞が経済面で響き、ドイツ銀行が危ないなどという憶測すら流れています。フランスは、西アフリカの旧植民地諸国が二分され、介入せざるを得ない状況にあります。イタリアは最も早く一帯一路に乗ったお陰で経済が低迷、そしてアメリカは、過激な左翼的政策で、不法移民の流入、治安の悪化、民主党支持層と共和党支持層の対立激化が顕著で、内戦化する可能性があります。インフレは収まりつつあるようですが、イスラエルとウクライナのニ面作戦はいかにアメリカといえど負担は大きすぎるといえます。

日本は、そのアメリカに引きずられ、まさに傀儡。与党のP券脱税事件で大荒れの国会の裏側で、日本製の自衛隊用の高性能ミサイルをアメリカが購入、ウクライナに送ろうとしているという報道もあり、武器輸出三原則もクソもない状態です。以前ラジオで原爆投下を涙ながらに批判したダウンタウンの松ちゃんがスキャンダルに巻き込まれたのも今更ながらおかしい話で、国民の目を欺こうとする情報操作の疑いが濃いと思われます。

一方で、中国の経済崩壊は近いのではないかと思われます。このままさらに経済の崩壊が進めば、失うものがない人々は、座して死を待つか立ち上がるかしかありません。目をそらすための台湾侵攻は否定できませんが、リスクが高すぎますし、占領するには輸送用船舶が少なすぎます。BRICS+つながりで、イランと連携してなどという線もなくあありませんが、おそらくイラン・ロシアには武器輸出に徹するような気がします。サウジもここに来て、OPEC+での減産の思惑をアフリカのナイジェリアやアンゴラに反対され、アンゴラは得るものがないとOPEC+を脱退してしまいました。産油国の盟主の影響力低下が見られます。ロシアも、労働者不足からインフレが進んでおり、紛争の影響はじわじわと押し寄せています。

2024年のシナリオは、アメリカと中国どちらが先に崩壊するかといったものかもしれません。暗い話題ばかり書きましたが、未来ある教え子のために、平和を祈り続ける1年でありたいと思います。本年もよろしくお願い致します。

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