2023年4月5日水曜日

世界の王室うんちく大全

先日、市立図書館で「世界の王室うんちく大全」(八幡和郎/平凡社新書)を借りてきた。帰路の電車の中で気楽に読めそうなことと、このところヨーロッパの王室や貴族とカトリックの関係などに興味を持ってきた故であるのだが、なかなか面白い。まだ途中なのだが、メモ的にちょっとだけエントリーしておきたい。

世界には君主国が45あるが、そのうちの16はイギリス連邦内で未だ英国王を君主にいただくコモンウェルスなので、君主は30人ということになる。コモンウェルスを調べてみたら、カナダや豪州、NZだけでなく、バハマやジャマイカが入っていて驚いた。

国王の肩書にはいろいろあるが、カトリック圏の世界では教皇が認めた存在のみであったが、30年戦争後はウェストファリア条約で国王を名乗ってよい国が定められた、とある。これはおそらくスウェーデンなどの北欧諸国やイングランド、スコットランドなどプロテスタント国を指すと思われる。30年戦争でカトリックとプロテスタントは同等と認められたのだから。調べてみたら、未だにローマ教皇庁は、ウェストファリア条約を不服として条約の宣言を無効と主張し、撤回していないらしい。(笑)

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