2023年3月13日月曜日

WBC いい話がいっぱい。

WBC日本代表は、チェコに10対2、オーストラリアに7対1で勝ち、4連勝でプールBを一位通過した。この結果も嬉しいが、You Tubeを見ているといい話がいっぱいで、余計に嬉しい。

まずはチェコ戦とその後の話題。チェコの電気技師をやっている凄いヒゲの先発投手。オリックスの星野みたいな遅いボールで、最初、手も足も出なかった。大谷くんも2打席目に三振させられてしまった。その記念のボールをダッグアウトで嬉しそうに眺めていたのが印象的。その後、大谷くんは、そのボールにサインをしてあげたそうだ。

佐々木朗希くんも、いいピッチングをしていた。しかし、セカンドの選手にデッドボール。160キロ超の速球で膝に、である。あれは痛いなんてものではない。だが、ようやく立ち上がり、スタンドから大拍手。一塁の山川くんも帽子を取って謝っていたし、佐々木くん本人もチェンジの時に同じく帽子を取って謝っていた。スポーツマンシップ溢れるいいシーンであった。しかも後日、佐々木くんはロッテのお菓子を両手にいっぱいもって、チェコのチームが滞在しているホテルに謝罪に訪れ、チェコのチーム全員が驚き、感動したとか。佐々木くんのサインボールがセカンドの選手に送られたらしい。佐々木くんの行動に大拍手である。

たしかに、チェコはアマチュアチームなのに日本相手に全力で頑張っていた。日本の観客もチェコの活躍にも大拍手を送っていた。そうさせる「空気」があったのだ。大谷くんは、試合後、インスタでチェコの国旗とリスペクトの文字を入れ、試合後、日本ベンチに礼をしにきたチェコチームの写真を載せた。(画像参照)これにも、日本、チェコだけでなく、世界中から好反応が返ってきたようだ。ほんとイイネ!

ヌートバーくんもこの4連戦全力で頑張ってくれた。嬉しい。ロッカーには「勝」の字を貼っているとか。大谷くんのオーストラリア戦での初回の看板直撃のホームランも凄かった。さらに凄いのがこのホームランボールを拾った女子大生。近くの観客に回して写真を撮らせてあげていた。世界から見てもこれは極めて日本的驚異であろうと思う。

1・2番のヌートバーくんや近藤くんの働きが無茶苦茶いいし、中位打線もいい仕事をしている。下位打線もよく四球を選んで、上位に繋いでいる。オーストラリア戦での山本由伸の安定感も凄い。中継ぎ・抑えのピッチャー陣も頑張っている。心配なのは、ヒットは2本打てたけど、まだまだ本調子ではない村上くんと、韓国戦で小指を骨折した源田くん。源田くんの代役で阪神の”うちの”中野くんがその穴を懸命に埋めて、3塁打も打ってくれたが、源田くんもなんとか守備練習をやり出せたらしい。とにかくいいチームを栗山監督を中心に、その教え子・ダルと大谷が作り上げていると思う。

ところで、アメリカがメキシコに5対11で敗けた。ちょっとびっくりである。プールA2位のイタリアとの準々決勝は、3.16。

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