2021年2月11日木曜日

米加のパイプライン中止 考

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/8848/
アメリカの現政権(?)が、唐突にカナダとのパイプライン計画を中止を宣言した。これに対し、多くの州やカナダが猛反発している。この件に関して、少しばかり私論を述べたい。

まずは、この大統領令(?)も含め、アンチ・トランプ政策が矢継ぎ早に出されている点。これに対しては、裏切った前司法長官がからんでいることがほぼ明らかになった。これは、日本で言えば、内閣法制局的な仕事を司法省が担当しているためだ。憲法をはじめとした法的な整合性を確認する仕事だが、こんなに多くの大統領令を拙速に出すためには、以前から事前審査が行われていたことを示している。信じられないような話である。二君につかえずという義がない。司法の腐敗も含め、どうしようもない状況まできていると思う。

二点目は、議会には全く相談なしに、この大統領令(?)が出たという問題。民主党の極左勢力が背後にありそうだが、大きな問題なので当然事前に議論をするべき問題であると思われる。各州から、こういう極左というか超リベラル的な政策について、大きな批判が起こっている。これらは、中国的独裁的なな発想だ。今回の大規模な雇用喪失について、民主党は、中間層の破壊に動き出したとするむきもある。

三点目。このパイプライン計画は、環境問題と深く結びついている。大きくは石油と言う化石燃料消費と地球温暖化の関連性。もちろんパイプライン設置による環境悪化の問題。同時に経済効果や雇用の問題とも結びつく。左翼は基本的に自己の信念の正義を振りかざす。環境問題は、極めて重要だが、他の経済的な問題とのバランスが重要だ。
私は、SDGsを講じる身だが、机上の空論ではなく、いかに環境と経済、そして社会問題のバランスを保つかが重要だと説いている。環境を重視しすぎると、経済が停滞する。環境を無視しての経済優先は持続可能性を阻止する。要は、バランスなのだ。今回のように、唐突に環境重視を打ち出すと、社会は動揺する。民主主義とは、そのバランスを保つための装置であるのに、なんたることかと思う。

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