2021年2月4日木曜日

ミャンマー政変 考

http://www.koreatimes.co.kr/www/news/opinon/2011/03/198_50061.html
ミャンマーでまたまた軍事クーデターが起こったようだ。まずは、アメリカ政府が「民主主義に対する直接的な攻撃だ。軍はただちに権力を手放し、拘束した人々を開放するように国際社会は一致して圧力をかけるべきだ」と非難したらしい。

どの口が言うのか、という一言に尽きる。

軍が不正選挙の証拠をつかみ、その解決を求めたが、政権側が拒否したので、憲法に従って(非常事態では軍が政権を握るべきことが記されている)、やむをえず政権奪取したらしい。ミャンマーだけの話ではない。どこかで聞いた話だ。

今回のクーデターで、様々なことが明らかになってきた。まずは、アウンサン・スー・チー氏のメッキが一気にはがれたことだ。ロヒンギャのことだけでなく、とんでもない豪邸に軟禁されていたこと。様々なディープステートと関係を結んでいる事。例の児童に関わる件も噂されている。

民主化したが、結局のところミャンマーを中国共産党に売り渡したとしかいいようがない。ミャンマー国軍は、中国を嫌っている。このままだと、マラッカ海峡を通らず、ミャンマー経由の石油パイプラインを一帯一路という名のもとに建設され、事実上の属国化する。これが軍の論理だ。いや国益を守る論理といったほうがいい。

欧州でも首脳の失脚が報道されているが、アメリカの動きとリンクしている可能性も高そうだ。アメリカ合衆国憲法によると、本来は3月に新大統領が就任するとのこと。正義の戦いは続いている。

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