2020年7月17日金曜日

ボツワナの象 大量死

https://news.yahoo.co.jp/articles/98dc43bb6e906a7532f661515037cf28683a5cd7
ボツワナのオカバンゴデルタ北東の辺境で、数百頭の象が不審死していると、ナショナル・グラフィックが報じている。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/071600426/?P=1

ボツワナの象は有名で、もしアフリカに行けるパワー(体力と資金)が私にあれば、ボツワナとナミビアを訪れたいと思っていた。この象の不審死の原因は、コロナ禍の中、様々な細菌によるものではないかというこの記事、十分に恐ろしい。なぜなら、一部の象がめまいが起こしているようにクルクル回り、突然倒れて死ぬところが目撃されているからだ。

象の死因として考えられるのは、水に含まれる有毒な細菌た炭疽菌、齧歯類(ネズミやリスなど)からのウィルスの感染、あるいは未知の病原体などが挙げられている。

藍藻(シアノバクテリア)は象の命を奪うことはよくあるらしい。しかし、象は水域の真ん中で飲む。藍藻は周囲に生息し、雨で洗い流されるということだ。よって、水場に象の死骸が多いが、藍藻が原因ではなく、発熱した象が水を求め、その後力尽きたのではないかというのが専門家の意見である。

クルクル回るというのは、神経症状で、炭疽菌に感染した可能性を示唆しているそうだ。炭疽菌は、全世界の土壌の中にある常在細菌で、家畜や野生動物への感染も確認されている。汚染された土壌や植物、水などを取り込めば象の感染もありうる。もし、炭疽菌なら可能な限り死骸を燃やす必要があるそうだ。

神経症状の急死は、齧歯類を宿主とする脳心肺炎ウィルスの感染かもしれない。このウィルスは齧歯類の糞とともに排泄され、糞やその汚染された土を摂取した可能性がある。象は地面を掘り下げ、草むらごと丸ごと食べるからである。

また未知のウィルスやダニなどの節足動物によって媒介された可能性を示唆する専門家もいるようだ。

…いずれにせよ、コロナ禍の中で、このような記事を読むとビビってしまうのである。私はアフリカに3回いったが、黄熱病はもちろん、破傷風や肝炎などの予防注射を打って出かけたことを思い出す。アフリカは、その他にもマラリアや様々な危険性をはらんでいるわけだが、今の日本、いや世界中がコロナの恐怖に苛まれている。科学が進歩したとしても、まだまだ未知のウィルスが存在していることは間違いない。

…この象の話、辺境であり原因をつかむのはかなり困難を伴うらしい。関係者のご苦労を想う。と同時に決して遠いアフリカの話ではないと私は思うのだ。

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