2014年12月21日日曜日

日経 シェール開発と環境規制

金曜日の日経に、シェールガスの採掘と環境問題の記事が出ていた。NY州が州内で開発のための採掘を事実上禁止したというのである。NY州が禁止した水圧掘削法は、高圧で大量の水をシェール層に吹き付ける方法らしいが、これによると地下水にガスが混じり、水道を出したらボン!などという危惧があるのだという。かなりやばい話である。アメリカでは地方生活者の95%が地下水から飲料水を採取しているとのこと。ただし、帯水層とシェール層には深度に差があり、両層の間には不浸透層がありリスクは小さいという説がある。すでに、VT(バーモント)州では禁止しているらしいが、NY州が、規制に乗り出したとなると、その影響力が違う。

すでに、国際石油価格がサウジの戦略で安値を続け、ロシアを苦しめているが、それ以上に採掘コストの高いシェールにも打撃を与えている。(本年11月12日付ブログ参照)そこに、環境問題が大きくクローズアップされることになったわけだ。

少し調べてみた。OK(オクラホマ)州では、この水圧掘削法による可能性が高いとされる地震がすでに発生している。
http://www.huffingtonpost.jp/2013/10/25/okla-earthquake-swarm-fracking_n_4165508.html

TX(テキサス)州では、水圧掘削法の際に添加される薬剤や比率を公開する法を制定した。これをWY(ワイオミング)州やAR(アーカンソー)州や導入、LA(ルイジアナ)州やMT(モンタナ)州でも追随する方向らしい。ただ、全ての薬剤を公開するものではなく、産業界寄りだという批判があるようだ。
http://oilgas-info.jogmec.go.jp/pdf/5/5127/201401_017a.pdf

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