2013年6月26日水曜日

修学旅行の部屋割りの話

修学旅行で行く 白老ポトロコタン
本校では、体育科・武道科の2年生の水泳実習の日程の関係で明日から期末考査に入る。私も今日、最後の世界史Bの授業を終えて、ひと段落だ。同時に、今日が修学旅行の宿舎の部屋決めの締め切りでもあった。各クラスの修学旅行委員が、どんどん私に提出しに来てくれる。全クラスが予定通り提出。休み時間などを利用しながら、よく取りまとめてくれた。本校の素晴らしい一面である。

先日読んだ『教室内カースト』という新書では、修学旅行の部屋決めというのは、そのカーストが最も顕著に出てくる場面だとある。とんでもない新書なのだが、その件に関しては間違っていないと私も思う。我がクラスでも、全員が全員明朗活発というわけではない。こういう部屋決めの際、どうしても後ろ向きになる生徒もいる。だが、修学旅行委員やクラス代表などがうまくリードしてくれた。特に男子生徒はくじ引きをしたりして、おとなしい生徒も含めて盛り上がっていた。(笑)少し心配していたのだが、私が見ても何の問題もないようだ。小まめに声をかけておくこと、小まめに生徒の表情を追うことで、十分対応できるものだ。

これで、一気に修学旅行の準備を進めることができる。期末考査と採点、7月初頭の学会研究発表大会、古着を送るハランベー・プロジェクト、文化祭準備…。そして修学旅行。様々なやるべきことを段取りよく進めていかなくては…。これが教育現場である。

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