2013年6月1日土曜日

剣道部と柔道部の稽古を見る

武道館1Fが柔道場2Fが剣道場
6月である。この三週間、剣道部と柔道部のインターハイ予選が続く。私は名前だけの柔道部顧問なのだけれど、来週・再来週(女子・男子)のインターハイ予選だけは応援に行こうと思っている。

このところ体調がすぐれないこともあって、4時間も授業があると放課後は教材研究に集中できなくなっている。金曜日は授業が2時間と少ないのだが、5日間の疲れが溜まって絶好の教材研究の時間を無にすることが多くなってきた。せっかくなので、いろんな部活をボーッと見て回っている。これも名ばかり顧問のラグビー部を見ていることが最も多いのだが、陸上部や野球部、サッカー部などのグランド系をよく見る。そして武道館にも足を運ぶことがある。

前に少しエントリーしたが、我がクラスに珍しい普通科なのに剣道部だというK君がいる。彼の姿を見たくて久しぶりに稽古を見た。剣道の稽古は、とにかく打ち手と受け手に分かれて直線的に動く稽古が多い。本校の剣道部の打ち込む速度はむちゃくちゃ速い。よくもまああんなに速く後ろに下がれるものだ。その繰り返しが連続的で、凄い心肺能力が問われる。もちろん全身で竹刀を振る。素人目には単純な動きを、声を上げながらひたすら繰り返す。これは本当にきつい、と思った。我がK君の動きは、武道科の2年生と比べても全く遜色がない。武道科の2年生もよく知っているので、彼らが毎日こんな激しい稽古を繰り返していることに、ものすごく感動した次第。

その剣道部、今日は、インターハイ大阪府予選の個人戦である。顧問のK先生に聞くと、2人だけしか出れないのだという。あれだけ剣道部員がいる中で、たった2人とは、なんと厳しい戦いかと思う。インターハイに行く可能性があるような部活というのは、こういう厳しい戦いがまず校内で行われるのだ。

昨日の放課後は、柔道部を見に行った。こちらも凄い。立ち技で1時間以上、次々に組んでいく。汗まみれで激しい稽古。凄い心肺能力が要求される。1年生の時から見ているY君の動きがいい。素人目にも強くなったなあと思った。顧問のY先生に聞くと、「わかりますか。だいぶよくなりました。」と笑顔が返ってきた。予選が楽しみである。怪我するなよぉ。

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