2013年3月23日土曜日

午前中は全国高校薙刀選抜大会

兵庫県伊丹市で、薙刀の全国選抜大会が始まった。我がクラスのI君が本校唯一の男子生徒として出場するので応援にいったのだ。午前中に試合があるということだったので、午後二時からの京大の公開講演会に間に合うし、JRで伊丹まで、さらにバスで駆けつけたのだった。本校は薙刀では全国制覇のビッグネームである。ちょうど開会式が始まるところだった。先頭で行進し、優勝旗を返還した。選手宣誓も本校だ。なかなか誇らしい。ところが今回は団体戦出場を逸したらしく、個人戦のみらしい。I君のお母さんに聞くと昼からI君の試合だとか。…ゲゲゲ。話が違うぞ、I君。ところで開会式には全国の高校が集まっており、秋田の大曲や、茨城の水戸、それに会津からも出場していた。おお。八重の桜である。なんか嬉しい。

とは言え、私は薙刀の試合を見るのも初めてなので、とにかく試合を楽しむことにした。なかなか興味深い。剣道と大きく違うのは、すね当てをしてハカマの前の部分を托しあげていること、試合中でも身体の右側に薙刀を構えたり、左側に構えたりと変化すること。薙刀の柄の部分で受けることもあることなど。でも素人には剣道と同じで勝敗の機微は分かりづらい。今、なんで旗があがらんのや?今なんで旗があがったんや?という感じである。

本来なら11時57分発のバスで体育館を後にして、13時55分に京大の最寄り駅に着く予定だったのだが、I君が出ないのなら早めに京都に向かう事にした。I君が勝てば明日が三回戦。もう一度伊丹にくるでと約束して…。

急遽予定を変更し、阪急伊丹駅から四条河原町へ向かうことにした。往路ではJR尼崎駅を越えて、大事故のあった地点を通過した。恥ずかしながら関西に住んでいても、初めて直接目にした光景である。阪急の伊丹線も初めて。I君のおかげで、ちょっと非日常を楽しめた。四条河原町から京阪に乗りかえるつもりだったが、時間に余裕ができたので、四条通から丸太町通まで歩いて上がることにした。古本屋を覗いたりしながら、前回寄ったパキスタンカレーの店まで、これまた非日常。

で、先ほどI君から連絡があった。二回戦を突破したらしい。やったなあ。明日こそ彼の雄姿を見ることができそうだ。(笑)

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