2013年3月16日土曜日

ブルキナの野球少年 頑張れ

今日の毎日新聞の夕刊に、ブルキナファソでJOCVの出合祐太氏から野球を学んだ少年が、今夏四国の独立リーグの高知ファイティング・ドッグスに、練習生として参加することになったという記事が出ていた。少年の名はサンホ・ラシィナ君(15歳)である。

ブルキナファソのナショナル・チームの指導をしていた出合氏だが、野球への情熱に欠ける姿勢に失望したらしい。で、新たに一から少年たちを指導することにした。有志らのまねきで少年たちに日本の野球の奥深さも見せたという。日本から帰国後、少年たちはいっそう野球への情熱を滾らせた。そこで主将として頑張っていたのがラシィナ君だった。

出合氏はJOCVの任務を終えて帰国したが、ブルキナの選手を受け入れてくれる球団を探した。高知のファイティング・ドッグスが、その野球への強い思いがチームに好影響を与えるかもしれないと快諾。ブルキナで選抜テストを行ったのだという。そして彼が選らばれたのだ。約1カ月、彼は練習生として契約の可否を見極められるという。

成功する事は決して簡単な事ではないと思うが、ブルキナファソの地に足を運んだ日本人の1人として、彼に大いに期待したい。そう、珍しさやアフリカへの同情ではなく、ブルキナべの素朴で労を厭わない『あたりまえ(natural)』の生きる力を見せてほしいと私は思うのだ。

2 件のコメント:

  1. はじめまして 出合と申します。

    ブルキナのことを書いていただきありがとうございます。
    今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。

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  2. 出合さん、わざわざコメントありがとうございます。ラシィナ君のこと、陰ながら応援したいと思います。コトバのことが心配ですが、若いのでなんとかするだろうと思います。

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