2013年3月17日日曜日

野球部の練習試合を見に行く

野球部も長い冬を終え、練習試合が解禁された。毎日ランニングに明け暮れていた部員たちがはつらつと試合をしている姿は、なかなかいいものである。
今日は、私の自宅に近い私立高校で練習試合をやると聞いたので、ちょっと覗きに行ってきたのだった。

着いたらもう試合は始まっていた。1回の裏に2点取られていた。しかし私が着いた途端、チャンスとなり、一気に逆転。さらに1点を追加。私はどうやら、福の神だったようだ。…ウン、ウン。ところが、相手校もさるもので、2点本塁打で同点に。結局引き分けで第一試合は終了した。守備もなかなか鍛えられていて見ごたえのある、いい試合だった。

用事があったのでダブルヘッダーの第二試合を見れなかったが、第二試合は1年生も出場できるのではないかと思う。我がクラスからはピッチャーのM君が来ていた。残りの2人は学校で練習しているようだ。なかなか本校内でも競争が激しい。

教育は、全てがWin-Winというわけにはいかない。競争の中で得るものも大きい。大乗仏教の理念に、「煩悩即菩提」というのがある。勝ちたい、目立ちたい、認められたいなどの欲望=煩悩が、すなわち菩提(悟り=人間的な成長=境涯の拡大)となるという意味である。上座仏教(東南アジアで主に信仰されている仏教)では、煩悩は滅するものと解くが、大乗仏教では煩悩を活かすと説くわけだ。
最近、綺麗ごとに聞こえてしまうスポーツ教育論が華やかだが、高校の部活動で勝ち負けや競争が否定されるのは少し違うのではないかと思っている。私は部活をあまり熱心にしてきた経験がないし、専門的な知識も技能も持ち合わせないので、この件に関しての「形而上学」を語ってはならないと思うのだが、少なくとも、我がクラスの今日練習試合に連れてきてもらえなかった2人には、担任として「絶対負けるな。絶対諦めるな。絶対勝て。次にグランドに立つのはお前だ。」と次に会った時、そう声をかけ激励したいと思うのである。

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