2023年8月21日月曜日

社会科教師残酷物語

このところ、社会科教師であることに良心的辛さを感じている。端的に言ってしまうと、歴史や政経などの教科書や資料集などに書かれていて、教えるべきとされている内容が嘘なのではないか、という疑念を拭い去ることが出来ないのである。特に、マスコミの偏向で、事実が隠されていることが明白である。SNSの情報には、都市伝説としてかなり胡散臭いものも有るけれど、リテラシーをきちっとしていれば、少なくともマスコミよりは信じることができるものが多い。先日から、日本の近現代の戦争について、また戦争の勝敗論について学んできたが、事実であることだけを抽出して考察してみたが、この内容をストレートに授業に活かすことはかなり難しい。進学校ならば尚更である。

”社会科教師、見てきたような嘘を言い”というフレーズがあるが、そもそも教科書に書かれていることが嘘だったとしたら、やってられない。まさに社会科教師残酷物語である。

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