2023年7月12日水曜日

学園の野球部を応援に行く。

学園の野球部は、以前甲子園にも出場した経験もある古豪なのだが、最近はサッカー部のほうが有名になっている。部員数もサッカー部よりはるかに少ない。これまで、硬式野球部のある学校に勤めていた時は、必ず夏の大会予選は応援に行ってきた。I工業高、M高校、そしてH高校…。昭和の教師としては、野球部は学校の顔であり、応援に行くことは半ば義務、愛校心の発露のような気がしている。(他の部活には申し訳ないのだけれど…。)

というわけで、今日は野球部の試合を応援に行ってきた。学園はシード校であるので学園に近い球場で行われるとのこと。兵庫県は広いので、明石だとか洲本だとかで行われると応援に行くのが大変なのだが、今回はなんとか行くことができたわけだ。13:00開始と聞いていたのだが、少し早めに行くつもりで駅に着いた。(WEBで調べてもなかなかわからなかった)バス路線は1時間に1本ほどしかなく、歩くとダラダラ坂を30分と聞いていたので、遅れていかんとタクシーで向かった。それがよかったのだ。前の試合が早く終わったらしく、12:30に開始。ドンピシャ間に合った。学園は先攻で、ポンポンと2点を入れた。その後も得点を重ねていく。さすが、シード校。ピッチャーのY君も見事に零封に押さえていく。危ない場面もあったのだが、難しいキャッチャーフライを取ったT君のお陰で流れを相手に渡さない。4回には、一挙7点も入れた。あわやランニングホームランという場面もあって、応援席は沸き立った。
コールド勝ちになるのが、ほぼ確定の5回の裏は、エースにかわり、二番手・三番手のピッチャーが登板したのが、エンゼルスみたいな展開で2点を返された。だが、結局13対2という圧勝に終わったのだった。コールド勝ちで、校歌を聞くのは何年ぶりだろう。

印象に残ったことを2つ。学園のバッターは、相手チームのキャッチャーがマスクを取って動いた時、ホーム付近に落ちていたマスクを必ず拾い、土をはたいてから渡してあげていた。こういう相手をリスペクトする姿勢、実に素晴らしい。学園の顔としてちゃんと育てられていると思った次第。もうひとつは、入場料の話。65歳から700円が400円に割引されていた。嬉しいような、嬉しくないような…。(笑)

0 件のコメント:

コメントを投稿