2015年7月20日月曜日

奈良教育大学 ESD勉強会 本番

奈良教育大学に行ってきた。朝7時に自宅を車で出た。ゲームのボード(B3の大きさがある)を持っていくためである。およそ1時間強で着いてしまったのでモーニングをして時間つぶし。いつも奈良教育大学には早く着きすぎてしまう。(笑)中心者のG君が正門に到着したのとほぼ同時だった。なかなか幸先が良い。

すでに教室には参加する学生諸君が何人か集まってくれていた。ありがたいことである。気さくに話しかけると、これまた気さくに応じてくれる。講義の雰囲気をつかむためにも不可欠な作業である。今回の講義は、教員志望の学生さんなので、授業を楽しくするためのスキルをできるだけ入れることに決めた。将来の参考になればと思ったのだ。ときどきパワーポイントの内容から脱線しながら、時間通り10時から12時まで2時間ジャストで講義を終えた。プロフェッショナルである。(笑)意外に疲れなかったのは、さすが国立大学の学生さん相手だったからだろう。みんな、たいしたもんだ。

休憩の後、アフリカSDゲームを実際にやってもらった。これも1時30分から2時間。高校生なら絶対集中力がもたないだろう。ゲームに盛り上がるのは、高校生も大学生も同じである。やはり嬉しい。(笑)社会科教員を目指す学生諸君が集まったチームは、ガバナンスについて討議が盛り上がっている。もちろん、勝敗も大切だが、ゲームの最大のねらいはここにある。こういう盛り上がりは製作者として嬉しい。今回は、総合Pと27ある政策をどれだけ実施したかの2つで勝敗を争った。商品は、昔々ブルキナファソで買った版画である。あるだけ持っていったので、なんとか全員に行き渡った。意外に喜んでもらえて、これも嬉しい。

終了後も様々な現場の話をさせてもらった。私自身が、学生諸君に学ぶことも多かった1日であった。コーディネイターのG君をはじめ、スタッフ、参加者のみなさんに改めてお礼を申し上げたい。

追記:ひとつだけ気になっていたことがあった。本校野球部の三回戦である。またまた延長で私立のZ高校に勝利したようだ。22日に四回戦が組まれている。よしっ、応援に行くか。若さに囲まれる幸せは教師の特権である。

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