2015年7月23日木曜日

ニジェールと強制収容所

http://www.marcodilauro.com/features/niger/
いよいよポーランド行が近づいた。アフリカのニュースのリサーチをしていて、7月18日付のYAHOOニュースに、ニジェールの子供たちに壊疸性口内炎が広がっている記事を発見した。

この病気は、栄養失調が主原因で、主要なビタミンの欠乏・衛生状態・免疫力の低下などによって、歯茎から出血し、急速に壊死が進み鼻などにもそれが広がるという。

WHOによれば、世界全体で毎年14万~18人がこの壊疸性口内炎に罹患しているが、その大半がニジェールだという。たしかに、HDIでも最も下位にある国だ。

この壊疸性口内炎、死体から臭うような腐敗臭がするという。WHOの専門家によれば、欧州ではWWⅡ末期、ナチの強制収容所での症例が最後だという。彼は、そのような(栄養面でも環境面でも)劣悪な環境にニジェールの子供たちがおかれている、と言いたいのだろう。

…はからずも、アフリカの開発問題を追い続けていた私が、ポーランドの強制収容所跡へと向かおうという時に、こういう記事を目にしたわけだ。やはり、どこかで繋がっているのだろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150718-00000021-jij_afp-int&p=1

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