2014年11月24日月曜日

映画「あなたへ」を見る。

この三連休、私も妻も体調が芳しくない。結局、行こうと言っていた京都や兵庫での展覧会にも行けなかった。今日も、野球部の引退試合(2年生との練習試合)があるのだが、風邪気味なので遠慮することなった。

昨日は、TVで高倉健さんの遺作となった「あなたへ」を夫婦で見た。以前NHKのプロフェッショナルで高倉健特集をやっていて、この映画の撮影現場を見ていたので馴染みがあった。長崎県平戸の話であることも知っていた。特に大滝秀治さんとのやりとりは凄みさえ感じたくらい印象に残った。

「あなたへ」は、いい映画だった。内容を詳しく書くのは、これから見る方もおられるだろうし、悪趣味だと思うので書かないが、高倉健さんの妻を失った喪失感が痛いほど突き刺さる。平戸の写真館で、妻の昔の写真に、グーでタッチするシーンと、(大滝秀治のセリフに出る)平戸の美しすぎる海は、この映画のハイライトだろう。

しかも、今日NHKで、高倉健さんのプロフェッショナルを再放送していた。改めて、昨日の映画を見たような気がした。健さんの姿を見ているだけで、人生というものを考えてしまう。

ホント、このところ妻の体調が芳しくない。ずいぶん痩せてしまった。いたわり合いながら、日々を過ごしていかなければ、と思うのだ。高倉健さんの最高の演技に感謝したい。合掌。

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