2014年1月22日水曜日

総合的学習 アメリカ学入門3

http://www.mo-hawaii.com/papaya/category/AR66ph
キングマンからセリグマンまでは貨物列車と並走するR66
前回の総合的学習でも、ボールパークのVTRを見せたのだが、今日も引き続きVTRを見せた。もちろんこれもVHSである。「地球に乾杯」という昔々NHKで放送されたもので十数年以上前のものだ。内容は、マザーーロード・R66である。私は、田舎こそアメリカらしいと思っている。シカゴからロスのサンタモニカまで走るR66は、まさにアメリカの原風景だと思う。大平原あり、砂漠あり。私自身も久しぶりに見たのだが、「R66」にまつわる曲がいくつも出てきて、このVTRはホント良く出来ている。ここで登場するR66の名曲の数々は、アリゾナのセリグマンという有名な町の理髪店&みやげ物屋(エンジェル・バーバー・ショップ)で購入したCDに入っている曲なので馴染みが深い。

セリグマンの理髪店
この番組に登場するR66アソシエーションの理髪店のおじいさんと私は実際に会った。この番組を見て是非会いたいと思って来たのだと娘さんに伝えると、わざわざ店に来てくれたのだ。TVで見たとおり気さくなおじいさんだった。店には世界中からここを訪れた人の名刺が張ってある。私のも張ってもらった。お礼にR66のグッズをアホほど買った。Tシャツ、帽子、ステッカー等々。私の愛車フォルクスワーゲンには今でもR66のステッカーが張ってある。(笑)その後、この町の安モーテルで一泊した。オーナーのオバサンもやさしかった。このモーテルの外にあるベンチでタバコをふかしながら、砂漠に沈む素晴らしい夕陽を見たのだった。

結局、旅は人なのだ。人との何気ない触れ合い。私は素晴らしい景色や博物館の展示も強く記憶に残っているけれど、道を聞いたり、店で買い物したりした様々な触れ合いの方が強く記憶に残っている。生徒たちには、是非世界中を旅をしてほしいと思う。異文化理解は帰納法であると思うのだ。

2 件のコメント:

  1. お久しぶりです。去年H高校を卒業したskです。カンボジアの次は2月頃にインドに行ってきます。
    主にマザーハウスでのボランティア活動です。
    たくさんのことを学んで帰れたらなと思います。
    なにかインドの旅ににあたってアドバイスをいただけれたら嬉しいです!(笑)
    個人的にはつじやんが授業でおっしゃっていたジャイナ教は不殺生のために自分の歩く道をホウキで掃く。とゆう光景をこの目で見てみたいです。(笑)

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  2. SK君、コメントありがとう。海外に雄飛してくれて実にうれしいね。しかも国際協力の一環なのが嬉しい。インドに行く前に沢木耕太郎の深夜特急のインド・ネパール編を読むことを勧める。インドは、行った後、好き嫌いがはっきりする国だとよく言われる。私は妻の交通事故で行く寸前に機会を逃したのだけれど、息子はインド病に見事にかかり、半年たつとインドに行きたくなるようになった。日本からするとカンボジアよりはるかに異文化である。全裸のジャイナ教徒はどこにでもいるわけではない。南インドのマディア・ブラデーシュ州に行く必要があるよ。インドは、かなり強烈なカルチャーショックを与えてくれると思う。だが、同じ人間だ。伝わるものがあると思う。是非トライしてほしい。もめたとしても、必ずノーサイド。いやノープロブレムかな。(笑)

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